IT導入補助金の申請の仕方
対象企業
製造業で資本金3億円以下など。以下の通り。
中小企業（飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象）
| 業種分類・組織形態 | 資本金 （資本金の額又は出資の総額） | 従業員 （常時使用する従業員※1） | |
|---|---|---|---|
| 資本金・従業員規模の一方が、 右記以下の場合対象（個人事業を含む） | 製造業、建設業、運輸業 | 3億円 | 300人 |
| 卸売業 | 1億円 | 100人 | |
| サービス業（ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く） | 5,000万円 | 100人 | |
| 小売業 | 5,000万円 | 50人 | |
| ゴム製品製造業（自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く） | 3億円 | 900人 | |
| ソフトウェア業又は情報処理サービス業 | 3億円 | 300人 | |
| 旅館業 | 5,000万円 | 200人 | |
| その他の業種（上記以外） | 3億円 | 300人 | |
| 従業員規模が右記以下の場合対象※2 | 医療法人、社会福祉法人 | - | 300人 |
| 学校法人 | - | 300人 | |
| 商工会・都道府県商工会連合会及び商工会議所 | - | 100人 | |
| 中小企業支援法第2条第1項第4号に規定される中小企業団体 | - | 主たる業種に記載の従業員規模 | |
| 特別の法律によって設立された組合またはその連合会 | - | 主たる業種に記載の従業員規模 | |
| 財団法人（一般・公益）、社団法人（一般・公益） | - | 主たる業種に記載の従業員規模 | |
| 特定非営利法人 | - | 主たる業種に記載の従業員規模 | |
| 小規模事業者 | 商業・サービス業（宿泊業・娯楽業除く） | - | 5人以下 |
| サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | - | 20人以下 | |
| 製造業その他 | - | 20人以下 |
申請に必要なもの
ＧビズＩＤプライム
GBizIDのプライムというレベルのものが必要です。GBizIDをお持ちでない場合は早めに準備願います
マイナンバーカードをお持ちの会社代表者および、個人事業主の方は即日取得可能
郵送の場合は、取得に3週間以上必要です
GBizID取得サイト https://gbiz-id.go.jp/top/#getid
※GBizIDの取得済かどうかを教えて下さい
SECURITY ACTION セキュリティ対策自己宣言
セキュリティ対策自己宣言を実施してください。
https://www.ipa.go.jp/security/security-action/
IT戦略ナビwithの実施
2025年4月以降にスタートした「IT戦略ナビwith」を利用していると加点対象になります
it-shien.smrj.go.jp+9igunal.com+9fosterlink.co.jp+9。
→ 以前の「みらデジ経営チェック」に代わる必須的加点項目です。
加点項目
賃上げの実施
- 直近3か月以上、地域別最低賃金＋50円での雇用者が全従業員の30％以上である場合にアップします
- また“給与支給総額や最低賃金の引上げ”に関する取り組みは、加点評価として非常に重要です女性活躍・健康経営等の認定
- 「女性活躍推進法」や「次世代育成支援対策推進法」に基づく認定取得。
- 「健康経営優良法人2025」などの認定も加点対象です fosterlink.co.jp。地域未来投資促進法による承認
- 地域経済牽引事業計画の承認取得も評価対象となります 。
不採択事例
・申請内容は昇給額を満たしているのに、最後の申請時に昇給なしにレ点を付けて提出
→IT導入支援事業者のチェック後の申請時にボタンが追加された模様
・一度も確定申告をしたことがない(過去不正の再発防止)
・提出内容不一致
実績と事業計画の数値があっていない。信憑性がない。
・効果がたりない
会社全体に対する効果で計算するため、寄与度が少ないと採択されない。
また、計画通りの収益が上がれば法人税額が補助金の5倍程度になる必要がある(次の補助金の原資になる)。
・最低賃金未達
(人件費)÷(従業員数)÷(年間の平均労働時間) > (地域最低賃金)
最低賃金以下の申請は通りません。一人居ても通りません。最悪でも10円以上多くして下さい。(後ほど送付するチェックシートで確認します)
・国・都道府県・市町村の未払の税金がある
税額0円は可
・IT導入補助金を3年以内に取得
減点されるので、まず通りません。
・従業員削減など従業員が不幸になるストーリー
削減した人員を活用して新製品開発、売上増加、拡販などに活用するための人員確保ならOK
・必要性が感じられないもの
CADなどの通常枠は優先順位が低く3割程度の採択率。
以下のような優先事業に関連する申請だと加点されやすい。
| デジタル | 半導体関連（メモリ、パワー半導体／パワーデバイス、ロジック半導体、センサー、電子回路基板、半導体製造装置、半導体副素材 等） |
|---|---|
| 次世代自動車関連（車載通信機器 等） | |
| ロボット部品 | |
| ドローン部品 | |
| ディスプレイ | |
| 光ファイバー部材 | |
| 等 | |
| グリーン | 電動車関連（車載用電池、モーター 等） |
| 洋上風力発電関連（ナセル、ブレード・ハブ、タワー、基礎、発電機等部品 等） | |
| 航空機関連（エンジン部品、翼構成部品 等） | |
| 高効率ガスタービン部品 | |
| 定置用蓄電池 | |
| 等 |
申請の流れ
ＧビズＩＤ取得後
↓
申請マイページ招待
申請者の案内メールを送付します
↓
事業計画、労働生産性の計算用のチェックシートを記入
・補助金の必要性や、過去の売り上げ、補助金効果予測の調査
↓
申請内容のストーリなどの検討のお手伝い
以上です。ご検討の程、お願いします。
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